高分子科学功績賞は、高分子基礎科学および応用科学の発展のために、多年にわたって顕著な業績を挙げた高分子学会の会員に贈られるものです。

城戸教授は、有機EL素子の研究に注力し、有機発光材料や半導体材料の研究からデバイス化、そして工業化に至るまで幅広い分野で独創的な成果を挙げています。高分子学会においては、有機EL研究会の設立にかかわり、運営委員長を2003年~2011年まで務め、2011年から高分子エレクトロニクス研究会と統合し有機エレクトロニクス研究会となってからは現在まで運営委員を務めています。また、学会賞選考委員や高分子学会フェローを務めるなど、長年にわたり高分子学会の活動にも大きく貢献してきました。
 

業績

有機EL材料及びデバイスの先駆的研究と実用化

Research and Development of Organic Light-Emitting Materials and Devices

高分子学会HP
https://main.spsj.or.jp/c15/kou/kouran.php

城戸・笹部・千葉研究室Webサイト: https://oled.yz.yamagata-u.ac.jp/view.cgi?p=423