温泉に入るとぐっすり眠れるのは本当か—。山形大学と県立米沢栄養大学か、米沢市の小野川温泉と共同で、温泉入浴と睡眠の関係を探る研究を始める。山大の「ベッドセンサー」技術などを活用し、温泉の効果を数値で「見える化」することで、コロナ禍で苦しむ温泉地のにぎわい創出に役立てたいという。
共同研究では、当初、栄養大の学生がモニターになる。就寝時の心拍や呼吸を計測できる山大のベッドセンサーを使って睡眠状態を測定したり、栄養大が学生の唾液などを調べたりして、入浴後の睡眠やストレスの程度を数値化する。
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