山形大工学部が開発に取り組む柔らかロボット。マスコット的存在として親しまれる「ゲルハチ公」に体温測定機能を加える改良が進んでいる。柔らかロボットが得意とする「癒やし」機能を「コロナ時代」に生かす狙いがあり、都内で2日に開幕した「超福祉展」に出品され新機能を紹介している。とかく毎日の検温はストレスだが、同学部は「かわいらしい姿を見ているうちに『ピッと検温』できれば」と期待を込める。
昨年、東京・渋谷で開かれた「超福祉展」で注目を集めた「ゲルハチ公」は、高さ約90センチ、幅約35センチ。頭から首、前足の部分が柔らかい樹脂で作られている。なでられたり声を掛けられたりした際のデータを、触覚センサーやカメラ、マイクを通し人工知能(AI)が解析。鳴き声や息遣い、首に付けたライトなどで感情として表現する。
...
📚 詳細は >> 山形新聞(2020年9月3日 木曜日)
📚 山形新聞電子版 >> https://www.yamagata-np.jp/news/202009/03/kj_2020090300064.php