山形大らが提案していた研究課題が科学技術振興機構(JST)の戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)に採択された。研究期間は3年間。日本側は山形大と伊藤電子工業(山形県寒河江市)、独側はドレスデン工科大とベンチャー企業のゼノリクスによる4者がタッグを組む。
日本とドイツ双方の産学が強みを持つ分野で革新的な開発を進める。従来品のセンサーに比べ大幅に小型・軽量化を狙う。日本側は有機近赤外発光光源の実現、独側は近赤外分光センサーをそれぞれ開発し、両技術を組み合わせてシステム化を目指す。日本側の研究委託費は3年間の総額で最大約5400万円を支援する。独側はドイツ連邦教育研究省(BMBF)が支援する。
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