山形大工学部は、プラスチックフィルム素材の基板に電子回路を高精度で印刷できる設備となる「平板型反転オフセット印刷装置」を導入する。1マイクロ・メートル(1000分の1ミリ)単位で回路を印刷でき、シリコーン素材の電子回路を使うより薄くて軽く、低コストで省資源のセンサー開発などにつながるとしている。
同大の時任静士教授によると、介護施設の利用者のリストバンドに印刷した回路を使ったセンサーを付け、脈拍や体温などを計測し介護職員の負担軽減につなげたり、農産物に付けて搬送中の温度管理に役立てたりすることが検討されている。
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📚 詳細は >> 読売新聞 (2019年6月6日 木曜日)