山形大は1日、千葉貴之助教らが、次世代発光材料として注目されている「ペロブスカイト量子ドット」の新たな製法を開発し、同材料を使った赤色の発光ダイオード(LED)として世界最高水準の発光効率を実現したと発表した。ディスプレーや照明への応用が期待されるという。
ペロブスカイト量子ドットは10ナノメートル(1ナノメートル=1ミリメートルの100万分の1)ほどの大きさの結晶材料。発光効率や色純度の高さから、有機ELなどに替わる発光デバイス材料として注目されている。
山形新聞 2018年10月2日 火曜日