山形大は24日、印刷技術を活用した柔軟で折り曲げ可能な電子回路形成などに関する研究が、文部科学省の「地域イノベーション・エコシステム形成プログラム」に採択されたと発表した。県内企業と健康分野などでの事業化を進め、新たなサービスの提供や地域活性化を目指す。
同プログラムは、各大学の技術を核に地域の発展や成長を目指す取り組みの支援を目的としている。山形大は「有機材料システムの『山形』が展開するフレキシブル印刷デバイス事業創成」事業として県と共同申請した。採択期間は5年で、年間約1億円の補助を受ける。山形大を含め5件のプロジェクトが採択されている。
山形新聞 2018年8月25日 土曜日