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【開催案内】第196回 有機エレクトロニクス研究センター講演会開催について(ご案内)

2024年10月21日 掲載

標記講演会について下記の通り開催致します。
多数の皆様の参加をお待ちしております。
研究室内で周知いただけると助かります。
皆さま奮ってご参加ください。

         記

日  時: 2024年10月22日(火)13時半〜14時半

場  所: 11号館2階 未来ホール
講  師: Brilliant Matters 社(カナダ) CTO Dr. Philippe Berrouard 氏
 
演  題:(仮)最新の有機薄膜太陽電池材料及びダイレクトヘテロアリールカップリング
        OPV 変換効率20%時代の実用化に寄与する材料技術について
 
講演概要:OPVは非フラーレンアクセプター(NFA)の登場や、3成分系(Ternary blend)活性層の
技術が進み、現在変換効率20%を超える報告が行われはじめています。今回ご講演を頂くカナダの
 Brilliant Matters 社(BM社)では、最新の有機薄膜太陽電池(OPV)材料の開発及び生産を行っています。
(以下 GSIクレオス社資料より抜粋)
BM社では直接的ヘテロアリール化重合(DHAP)法を用いています。この合成法は、最も汎用的な共役ポリマー
の合成法であるStille重合や鈴木カップリング法とは異なり、有機金属種の調製や精製が不要なためシンプルで、
合成時間が短縮され、環境負荷も小さく、製造効率が飛躍的に向上します。Stille重合では前駆体や廃棄物の
安全な取扱いがコスト圧迫要因になっていましたが、この問題もDHAP法では解消されています。
DHAP法により、欠陥が無く、品質的にも安定し再現性のある高分子を得る事が可能になり、また100kgを
超えるような量産にも優れている事が確認されています。
  
本件に関する問い合わせ先: 佐野健志(内線3586)・城戸オフィス(内線3052)

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