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【開催終了】第140回 有機エレクトロニクス研究センター講演会開催について(10月12日)

2017年10月06日 掲載

 

【日 時】          平成29年10月12日(木曜日)  

【場 所】          有機材料システムフロンティアセンター11号館(5階 503会議室)

 

【講演1】     15:00~
 
  講 師 :山形大学 客員教授 鈴木 俊夫氏

  講演タイトル:演題:コミュニケーション力について

  講演要旨
コミュニケーションの能力が、社会人にとって必須の能力であることは、誰もが認めることである。また、英語を中心とする、国際的なコミュニケーションの力もますます重要性を増している。筆者はこれまでの講義で、英語のコミュニケーションにおいて日本人が直面する問題を取り上げて、その解決に向けて提言を繰り返してきた。今回の講義では、それらをレビューするとともに、特に英語の発音を向上させるためのヒントを提供したい。
 
 
 
【講演2】   16:00~
 
  講 師 :QBキャピタル合同会社 代表社員 坂本剛氏
 
  講演タイトル:九州の大学発ベンチャー支援ファンドQBファンドが目指すもの
       〜工学部OBのキャリアとして〜

  講演要旨
私は、1989年に九州大学工学部を卒業後、大手企業、中小ベンチャー企業で働いたあと、2004年に民間企業から九州大学知的財産本部に移り、研究成果の事業化支援及び大学発ベンチャー支援業務に6年間携わってきました。また、2010年からは、九州大学の特定関連企業である(株)産学連携機構九州(九大TLO)の代表取締役を4年間務め、合計10年間、大学とTLOの立場で研究成果の事業化支援、大学発ベンチャー支援を行ってきました。その間、地域と連携した大学発ベンチャー支援ネットワークの形成、メンタリング等様々な取り組みを行ってきましたが、どうしてもサポートできなかったことが、創業前後の資金的な支援、いわゆる「リスクマネーの供給」でした。
他方、九州地域など、地方に位置する大学では中央に比べ、技術系やシード・アーリー段階へリスクマネーを供給する投資家やVC(ベンチャーキャピタル)の数が圧倒的に少ないため、基礎的な発明と事業化の間にあるといわれるギャップ(死の谷)を越えることができずに成長できない大学発ベンチャーや、そもそも創業に至らない有望な技術シーズが数多く存在していることを実感していました。そこで、今までの産学連携分野における経験・ノウハウを活かし、九州地域では初の大学の研究成果を活用した大学発ベンチャーをメインにハンズオン支援するファンド「QB第一号投資事業有限責任組合(QBファンド)」を設立するに至りました。本講義では、上記の経緯に加え、私自身工学部出身ということもあり、工学系学生のキャリアについて、私の事例も踏まえ考えを述べたいと思います。
 

 

連絡先: 城戸研究室 (内線:3052)

 
 
 
 
 

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